挽き割り
 大きな原石を回転する大きな鋸で、数センチずつ挽いていきます。鋸の種類も、大きなものから小さなものまであり、石の大きさに合わせて、製品の大きさまで小さくしていきます。
「大口径による挽き割り」Youtube動画

磨き
 回転する砥石を使って、粗い目の砥石から、細かい目の砥石まで7~8工程を経て、きれいな艶が出るまで磨いていきます。
「手動研磨による磨き」Youtube動画

役物加工
 役物(やくもの)とは、特別な形のもののこと。角ばった石から、さまざまな形を作り上げていきます。職人の確かな技で細かな細工を施していきます。
「丸蓮華の加工」Youtube動画

手磨き
 機械では磨けない細かな細工が施された部分は、「ポリッシャー」と言われる道具を使って、職人の手できれいな艶が出るまで磨いていきます。機械による「磨き」同様、多くの工程を要します。


字彫り
 磨きあがった石に必要な字を彫っていきます。「サンドブラスト」という技術で、ゴムを字の形にくり抜いたものを石に貼り、大きさや深さに合わせ、職人が小さな砂を吹き当てて彫り上げていきます。


荷造り
 仕上がった石は、細かく確認をした後、石ごとにナイロン製の縄を使って荷造りされていきます。お墓として建てられるまで、欠けやすい石の角を守るための大切な工程です。
建前 お墓を建てるのは「建前師」と呼ばれる専門の職人です。長年お参りいただけるように、とても丁寧に、かつきれいに仕上げていきます。
   
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